こんにちは、婚活ブロガー アイです。
結婚相談所で絶賛婚活中(!)のわたしですが、婚活を進める中で思うことがひとつ。
「婚活って就活とほぼ同じじゃない…!?」
自己分析や企業研究を経て、数々の面接を受けてきた経験がある方なら、きっと共感していただけると思うんですよね~。
今回は、婚活と就活の類似点、はたまた「ここは就活とは違う」と感じた相違点について、思うままに書き連ねてみたいと思います。
婚活と一概にいっても、方法は色々ある
本題に入る前の前提として、ここでいう婚活は主に「結婚相談所」での婚活を指します。
“婚活”とはみなさんご存じ、“結婚相手を見つけるための活動”の略称。
婚活と一言でいっても、合コン、街コン、マッチングアプリ、結婚相談所、お見合いなど、方法は数多くありますよね。
そしてもちろん、人によって婚活に取り組むペースも本気度も、置かれた状況も違います。
この記事では、私が現在取り組んでいる結婚相談所での活動を通して感じたことを中心にお話ししたいと思います。
婚活=就活? 体験してわかった共通点
私が結婚相談所での婚活をするなかで感じたのは、プロフィール作成からお見合いまでの流れが「まさに就活!」ということ。
実際の婚活/就活の流れで共通していると感じた、次の6項目についてお話します。
- プロフィール写真
- 自己分析
- 目標設定
- 自己PR作成
- 企業(お相手)研究
- 身だしなみ・マナー
【プロフィール写真】第一印象が勝負!
物理的に同じなのが、まずプロフィール写真を準備すること。
就活では、エントリーシート(ES)や履歴書用にリクルートスーツ姿の写真を用意しますよね。
結婚相談所で活動を始めるときにも、多くの場合、同様にプロフィール写真を用意する必要があります。
婚活の場合、使う写真は「必ず写真館で撮影してください」と言われるわけではありませんが、就活写真同様、プロに撮ってもらうことをおすすめします。
実際、相談所に登録されている方の約8割(体感)は写真館で撮ってもらった“お見合い写真”を使っています。そのほうが誠意が伝わって好印象です。
自分の第一印象を左右するものですから、必要な初期投資だと思って写真館で撮ってもらいましょう!
【自己分析】まずは自分を知ろう
就活では企業を選ぶ前に「まずは自己分析を」といわれるのが一般的だと思うのですが、婚活も似ています。
やみくもに結婚相手を探し始めるのではなく、まずは自分がどんな人物なのか、どんなことが好き/嫌いなのか、どんな将来像を理想としているのかを明確にすることをおすすめします。
「20数年生きてきたから、自分のことなんてもうわかってるよ!」という方も、まずは紙に書きだしたり人に話してみて。
きっと自分でも気づかなかった恋愛傾向や趣向、大事にしているポイントが見えてくるはずです。
相談所のカウンセリングや面談で、第三者に意見をもらうのもおすすめ!
【目標設定】譲れない条件は?相手に求める理想は?
自己分析の次のステップが、目標・ターゲット設定です。
就活でいえば自分の目指す業界や職種を決める過程にあたりますが、婚活の場合も同じように目指す(探す)べき相手の条件を決めておくといいかなと思います。
とはいえ、条件を細かく決めてしまうと視野が狭くなり、出会いの可能性・母数を減らしてしまうのでNG。
相手に求めるポイントは、絶対に譲れない点(MUST条件)と、理想を含んだ好ましい点(WANT条件)に分けて洗い出すことをおすすめします。
これは求人業界などでよく使われる手法のようなのですが、婚活でもかなり使えます。
私も自分の軸がブレそうになった時には、いつも目標メモを振り返っていました!
【自己PR】自分らしさを交えて簡潔に
写真とともに準備するのがプロフィール文言。
就活で使う履歴書のように、結婚相談所ではプロフィールをあらかじめ準備する必要があります。
年齢や身長体重、出身、学歴のほか、趣味や価値観・将来像などをアピールできる自己PR欄が設けられていることがほとんど(相談所によって項目等は異なります)。
文字数制限がある場合が多いので、自分らしさを上手に交えながら簡潔にプロフィールを作成する必要があります。
【エントリー】自ら積極的に。まずは書類選考!
プロフィールや必要書類が揃ったら、いよいよ活動本番です。
婚活の場合、相談所によって活動の流れが異なりますが、私が所属しているゼクシィ縁結びエージェントでは専用の会員サイトでお相手のプロフィールを見て、気になる方にアプローチ(レコメンド)を送ります。
自分からアプローチした場合には、お相手がプロフィールを見て「会いたいか会いたくないか」を判断。相手からアプローチが来た場合もしかりです。
相互が「会いたい」となった場合のみ、実際に対面などでお見合いをすることができます。
相手のプロフィールをしっかり読み込んで、自分の求める条件に合致しているかどうかを見極める。そして書類(プロフィール)で次に進めるかどうかが決まる流れは、まさに就活と一緒。
だからこそプロフィールが肝心、というわけです。
【企業(お相手)研究】共通点や話題を見つけて
いざお見合いが決まったら、当日までに相手のプロフィールを隅々まで読み込むことをおすすめします。
就活も婚活も、自分をよく見せるだけではいい結果に繋がりません。相手のことをより深く知ってこそ、距離は縮まるもの。
プロフィールは断片的とはいえ、貴重な情報源。
お互いにせっかく時間を取って会うのですから、楽しい会話のためにも相手のことをなるべく知ってからお見合い(面談)の日を迎えましょう。
【身だしなみ・マナー】清潔感は最低条件です
就活と同様、婚活時のお見合いも清潔感が命!
遅刻はもちろんのこと、身だしなみなど最低限のマナーを守ることでようやく戦場に立ったといえるでしょう。
ここは違う! 婚活と就活の相違点
ここまで婚活と就活の共通点について述べてきましたが、もちろん違う点もあります。
大きなところでは、以下の3点かなと。繰り返しますが、結婚相談所での婚活を前提にしています。
- お試し期間の有無
- 金銭面
- 活動時期・状況
複数の相手を知れる“お試し期間”の有無
結婚相談所の場合、お見合いから本格交際までの間にトライアル期間が設けられていることが多いです(トライアルデート、仮交際など呼び方はさまざま)。
この期間は複数のお相手と同時進行でデートを重ねることができるため、就活のように「いざ入社してみたら思っていたのと違った」などのミスマッチを減らすことができ、インターンのように企業(=交際相手)数が限られることもありません。
最初は「複数の人とデートするなんて浮気みたい!」と抵抗があるかもしれませんが、個人的にはより効率よく婚活を進められる良いシステムだと思っています。
経済的な負担
結婚相談所の場合、切っても切り離せないのが金銭問題。
相談所やサービス内容によって価格帯はさまざまですが、入会金や月会費、成婚料などが発生し、活動が長期化すればするほど費用の負担が増えていきます。
また、デート代(カフェや食事代)や交通費、プロフィール写真の撮影料、お見合いに適した服の購入代などなど細かいところでもお金がかかってきます。このあたりの諸経費は就活同様です。
ある程度「婚活にはお金がかかる」と覚悟したうえで予算を確保しておきましょう。
活動を始めるタイミングや状況
学生の場合は、ほとんど周りの友人と同時期・同程度のペースで就活を進めることが多いと思いますが、婚活はどちらかといえば個人プレー。
経験上、30歳手前で結婚を意識し始める女性が多いように感じていますが、結婚を考え始めるタイミングや置かれている家庭環境、求める条件、活動期間などは本当に人それぞれです。
そのため周りに相談しながら婚活したくてもできない、という方が多いのも事実。
そんなときにおすすめなのは、ツイッターなどのSNS。
同じように婚活中の方々が日々の状況や悩みなどをつぶやいているのを見ると、いい刺激になり「頑張っているのは自分ひとりじゃない」と励まされますよ。
情報収集、そしてコミュニケーションの場として上手に活用してみてはいかがでしょう。影響を受けすぎて逆に疲れてしまう/焦ってしまうという方はほどほどに。
私もTwitterで日々の婚活状況を発信しています! ぜひ一緒に頑張りましょう◎
婚活は千差万別だけど、押さえるべきポイントや流れは就活と似てる!
婚活を進める中で感じた「就活との共通点・違い」について書いてきましたが、いかがでしたでしょうか。
改めて、自己分析からお見合いまでの流れは本当に就活に近いなあ…と感じました。
婚活は相手に求めること・条件ばかりが先立ってしまいますが、就活同様、自分と向き合うきっかけでもあります。
自分をよく知ったうえで、良い相手に巡り合えるよう前向きに活動していきたいものですね。